LINE Payが日本国内のサービス終了 来年4月末までに PayPayに統合

AI要約

LINEヤフーがLINE Payのサービス提供終了を発表

希望するユーザー向けにPayPayへの残高移行機能を提供

キャッシュレス決済市場の拡大に伴い競争激化、LINEヤフーは合理化に取り組む

LINE Payは通信アプリLINE(ライン)を運営するLINEヤフーが提供していたスマートフォン決済サービスである

利便性の高さで支持を得ていたが、PayPayへの移行という形で終了することになった

LINEヤフーは経営合理化のため、PayPayに他のサービスも一本化する動きを見せている

PayPayが順調に成長しているため、LINE Payの一本化は合理的と判断された

LINE Payが日本国内のサービス終了 来年4月末までに PayPayに統合

通信アプリLINE(ライン)を運営するLINEヤフーは13日、スマートフォン決済「LINE Pay」のサービス提供を令和7年4月30日までに順次終了すると発表した。送金や決済機能は同じソフトバンク傘下の「PayPay(ペイペイ)」に移行する。

希望するユーザーに向けては今後、LINE Payの残高をPayPayの残高へ移行できる機能を提供するほか、サービス終了後の残高については払い戻しを予定しているという。

LINE Payは平成26年12月から国内でサービス提供を開始。手軽に送金や決済ができる利便性の高さが支持を受け、今年5月時点でサービス登録者数は4400万人を突破していた。

一方、キャッシュレス決済の普及とともにスマホ決済市場の拡大は続き、他の通信会社も次々に参戦。競争が激化したことによる存在感の低下に悩まされていた。

LINEヤフーは経営合理化のため、他にも銀行や証券などのサービスについてもPayPayに一本化する動きを見せている。LINE Payについても、順調に成長を続けているPayPayへ一本化するのが合理的と判断した。