メンテナンス性に全振りしたPC電源は、L字型になった #Computex2024

AI要約

COMPUTEX TAIPEI 2024で新しい形状のPC電源が展示されている。

Lian LiのEDGE PSUシリーズはL字型のデザインで操作性を向上させている。

2024年7月上旬に登場予定で、自作PCユーザーにとって便利なアイテムとなりそうだ。

メンテナンス性に全振りしたPC電源は、L字型になった #Computex2024

これ、自作erにとってはロマンかも。

アジア最大級のコンピューター関連製品見本市、COMPUTEX TAIPEI 2024が開催中です。そこで見かけたのがこちらのPC電源なんですが…なんかキミ、珍しい形じゃない?

老舗PCケースメーカーのLian Liが展示していたのが、新しいPC電源「EDGE PSU」シリーズ。PC電源はCPUやGPUなどのパーツ類に電気を供給する、いわばパソコンの心臓とも呼べる重要なパーツです。

で、一般的なPC電源は四角いハコの形をしているんですよ。でも、Lian Liさんが提案しているこのEDGE PSUシリーズは…。

今までになかった、L字型の形状を採用。どうやらL字化させることで、コネクターの差込口を見やすくしてメンテナンス性を高める意図があるそうな。

実際にPCケース内部に組み込むとこんなかたちに。L字があるおかげでケーブルが手前に伸びる形になり、それぞれのケーブルにアクセスしやすくなっていますね!

こうしたケーブル類は電源側面に指すのがセオリーなんですが、手前に差したケーブルで奥が見えにくいし、抜き差しも大変でした。端子面を90度回転させるとは、大胆ながら理にかなったソリューションですねぇ。

ファンの位置やケースサイズ次第では取り付けに難儀しそうですけど、頻繁にパーツを換装する自作肌の人であればその恩恵は計り知れないはず。2024年7月上旬に登場予定です。

Source: EDGE PSU Series