Stream Deckみたいなモジュール式「MasterHUB」やアーケードマシン風ガジェットが熱いCooler Masterブース
PC関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」で発表されたCooler Masterの「MasterHUB」は、ストリーマー向けの卓上ガジェットであり、ElgatoのStream Deckに似た製品だが、よりカスタマイズ性が高いと言える。
MasterHUBはモジュール式で機能を追加できる台座に、ディスプレイやダイヤル、ノブ、ボタン、LEDマトリクスディスプレイなどの機能が追加可能で、自由な組み合わせができるが、モジュールの質感やディスプレイの評価が高くない。
また、MasterHUBは夏ごろに日本市場に投入予定で、まずはクラウドファンディングで販売される予定だということで、今後の改良や上位モデルへの期待が高まる。
PC関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」（6月4～7日、台湾・台北市）のCooler Masterブースで見つけた「MasterHUB」は、モジュールで好みの機能を追加できるストリーマー向け卓上ガジェットだ。
好きなボタンに機能を割り当てられるストリーマー向け卓上ガジェットといえば、Elgatoの「Stream Deck」が有名だが、MasterHUBは接点がたくさん設けられた台座にモジュール式のディスプレイや円形のディスプレイ付きダイヤル、複数のライティング付きノブ、ディスプレイ付きボタン、LEDマトリクスディスプレイなど、台座のスペースが許す限り、マグネットで自由に取り付けられる。
動画を見ると分かるかもしれないが、実際に触ってみたところ、モジュールの質感が“プラスチッキー”でチープに感じられた。ディスプレイもフレームとの段差が目立ち、表面は柔らかめで傷が付きやすそうだった。素材や質感にこだわった上位モデルにも期待したい。
会場にいるスタッフによれば、MasterHUBは日本市場にも夏ごろに投入予定で、まずはクラウドファンディングサイトで発売する予定だという。
「RETRO DISPLAY」は、アーケードマシンのようなゲームコントローラーとディスプレイを備えた卓上型ガジェットだ。あくまで参考出展で製品化は未定とのこと。独自OSを搭載しており、開発者は専用アプリとしてゲームなどを開発できる。
会場では、同じOSがインストールされた「VUENEX DISPLAY SPEAKER」というタッチディスプレイオンリーのモデルも展示されており、こちらはSpotifyのロゴが見えた。RETRO DISPLAYを含め、ゲーム機だけでなくツールとしての用途も可能性がありそうだ。
