誰もが幻想を探してる、アリーチェ・ロルヴァケルの「墓泥棒と失われた女神」予告

AI要約

アリーチェ・ロルヴァケル監督の映画「墓泥棒と失われた女神」が1980年代のイタリア・トスカーナ地方を舞台に繰り広げられる物語である。考古学愛好家が特殊能力を持つアーサーが、女神像の発見をきっかけに闇のアート市場との騒動に巻き込まれる。

映画の予告編では、アーサーの謎めいた恋人の夢や墓泥棒たちが美しい女神像を発見する様子が描かれており、物語の重要な要素が示唆されている。

ギリシャ神話の要素を取り入れた「墓泥棒と失われた女神」は7月19日より全国で公開され、観客を幻想的な世界へと誘う。

誰もが幻想を探してる、アリーチェ・ロルヴァケルの「墓泥棒と失われた女神」予告

「幸福なラザロ」「夏をゆく人々」のアリーチェ・ロルヴァケルが監督を務める「墓泥棒と失われた女神」の90秒予告と本ビジュアルが到着した。

同作の舞台は、1980年代イタリア・トスカーナ地方の田舎町。紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡を発見できる特殊能力を持った考古学愛好家・アーサーが、ある日稀少な価値を持つ女神像を発見したことで、闇のアート市場を巻き込んだ騒動が起きるさまが描かれる。ジョシュ・オコナーがアーサーを演じ、イザベラ・ロッセリーニ、アルバ・ロルヴァケル、カロル・ドゥアルテ、ヴィンチェンツォ・ネモラートが出演した。

YouTubeで公開中の予告編は、アーサーが忘れられない恋人の夢を見る場面からスタート。墓泥棒たちが「大地の女神」と呼ばれる美しい像を発見するさまや、アーサーが“あの世に持っていくもの”を探す男性に話しかけられる様子が映し出された。本ビジュアルには何かを探すアーサーと墓泥棒の姿が切り取られ、「誰もが幻想(キメラ)を探してる」というキャッチコピーが添えられた。

ギリシャ神話「オルフェウスとエウリュディケ」の悲劇のラブストーリーをモチーフとした「墓泥棒と失われた女神」は、7月19日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。

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