《父》という迷路に迷い込む──。森山未來×藤竜也「大いなる不在」予告編公開

AI要約

新鋭・近浦啓監督が、森山未來と藤竜也を父子役に迎えたヒューマンサスペンス「大いなる不在」が公開される。

物語は、父の認知症と行方不明の義母を巡り、息子が悩みながら真相を探る姿が描かれる。

本作は国際映画祭で高い評価を受けており、観客を迷宮的な物語に引き込む。

《父》という迷路に迷い込む──。森山未來×藤竜也「大いなる不在」予告編公開

「コンプリシティ/優しい共犯」(2018)の新鋭・近浦啓監督が、森山未來と藤竜也を父子役に迎えて描いたヒューマンサスペンス「大いなる不在」が、7月12日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。予告編が到着した。

幼い自分と母を捨てた父(藤竜也)が、警察に捕まったとの連絡を受けた卓(森山未來)。妻の夕希(真木よう子)と共に九州まで訪ねると、父は認知症を患って別人のようであり、義母(原日出子)は行方不明となっていた。卓は父と義母の生活を調べ始めるが──。

第48回トロント国際映画祭プラットフォーム・コンペティション部門でのワールドプレミアを経て、第71回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀俳優賞(藤竜也)とアテネオ・ギプスコアノ賞を受賞、第67回サンフランシスコ国際映画祭で最高賞のグローバル・ビジョンアワードに輝いた本作。姿を消した義母は「自殺した」という父の供述は真実か? 迷宮的な物語から目が離せない。

監督・脚本・編集:近浦啓 共同脚本:熊野桂太 プロデューサー:近浦啓、堀池みほ

出演:森山未來、真木よう子、原日出子/藤竜也

製作・制作プロダクション:クレイテプス 

配給:ギャガ

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会

2023年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/133分 

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