藤井隆「どやさ?で元気に」今くるよさん追悼「まっすぐいくよ師匠のお隣へと行かれて欲しい」

AI要約

藤井隆(52)が、膵がんで亡くなった漫才師今くるよさんをしのび、彼女との思い出を振り返りました。

藤井は、くるよ師匠からもらった言葉や元気を励ましに感謝し、2人との出会いや交流を振り返りました。

藤井は、くるよ師匠と今いくよさんからもらった心温まるエピソードを通じて感謝の気持ちを述べました。

藤井隆「どやさ?で元気に」今くるよさん追悼「まっすぐいくよ師匠のお隣へと行かれて欲しい」

 藤井隆(52)が29日、インスタグラムを更新し、27日に膵がんのため大阪市内の病院で亡くなった漫才師の今くるよさん(本名・酒井スエ子=さかい・すえこ)をしのんだ。

 藤井は「吉本新喜劇に入団できて、なんばグランド花月の新喜劇出番をいただいて、いちばん若手でまったく、なにも分からない時にいくよ師匠とくるよ師匠の楽屋がお向かいにあって、初めてご挨拶をさせていただいた時から優しく声をかけてくださった。営業先でいくよ師匠とくるよ師匠がいらっしゃると舞台は勿論、楽屋裏も明るく楽しい雰囲気になって嬉しかった。海外公演では一緒にお食事をさせていただいたりもした。普段の営業の時よりお話し出来る時間があってとても嬉しかった」と、くるよさんとの思い出を振り返った。

 そして「自分が若手と許していただける時期が終わってしまってからも折に触れてご挨拶に伺うと本当に『どやさ?』と近況を聞いてくださった。つまらないことが色々あってもボクのためだけに『どやさ?』と師匠に聞いていただくと『元気です』『楽しいです』とお答えすることが出来た。思わぬ『元気です』『楽しいです』に自分の鼓膜が驚いてその言葉に引っ張られて本当に元気になった」と、くるよさんの「どやさ」に元気をもらっていたと感謝した。

 藤井は「何よりおふたりに会えたら本当に元気になれたしお話しの最後に『がんばり。』と言って送り出してくださるから頑張れた。この二十数年の間で困ってしまい珍しく気弱になった場があって、その時もいくよ師匠とくるよ師匠は馬力を与えてくださった。勿論『弱ってる』と相談も報告もしていないけどなぜか偶然、馬力を与えてくださった」と、15年5月に亡くなった今いくよさんにも感謝。2人から贈られた楽屋見舞いのすしの写真をアップし「ある時は鰻のお弁当を楽屋に差し入れしてくださった。お寿司は深夜の控え室にマネージャーさんが届けてくださった。胡蝶蘭を大阪の楽屋に贈っていただいた時はそれまでの公演中に神経をすり減らしてしまい摩耗していたけど、鉢植えを見た時にホントに本当にむくむくと元気とやる気が出てきた」と重ねて感謝した。

 藤井は「今、悲しい気持ちでいっぱいだけど、おふたりが再び横に並ばれてる気もしてなんだかそれはとても不思議な気持ちだけどとても嬉しい。くるよ師匠がいくよ師匠にまっすぐに天国へいって欲しいとおっしゃったように、くるよ師匠もまっすぐいくよ師匠のお隣へと行かれて欲しい」と、くるよさんをしのんだ。