草笛光子「ちっとも、めでたくないんですけどね、90歳」本音ポロリ!? 真っ白のロングドレスまとい主演映画の完成披露試写会に登壇

AI要約

女優の草笛光子(90)が主演映画「九十歳。何がめでたい」の完成披露試写会に登壇。原作は人気エッセーで、草笛は主人公を演じることに喜びを表す。

映画の監督や共演者も草笛に対する感謝の気持ちを述べる。草笛の元気な演技に感心し、観客に楽しんでもらいたいと語る。

イベントではにぎやかなやり取りもあり、草笛はファンへの気遣いを見せながら壇上を後に。唐沢や真矢などがサポートし、他の出演者も登壇した。

草笛光子「ちっとも、めでたくないんですけどね、90歳」本音ポロリ!? 真っ白のロングドレスまとい主演映画の完成披露試写会に登壇

 女優の草笛光子(90)が21日、東京都内で主演映画「九十歳。何がめでたい」(前田哲監督、6月21日公開)の完成披露試写会に、共演の唐沢寿明(60)らと登壇した。

 原作は2016年に、作家佐藤愛子さんによって刊行された同名エッセー。17年のオリコン年間本ランキングの総合1位を記録した。草笛は佐藤愛子さんを演じる。草笛は真っ白のロングドレスをまとい、「ここに座らせていただいて本当に幸せ。皆さんにも幸せいっぱいで楽しんで(原作の)本を読んでいただきたい」とあいさつした。

 前田監督は「草笛さんが、『佐藤藍子さんを演じてみようと思うの』と言われたのがお正月に草笛さんのお宅にお邪魔した数年前。この日が迎えられたのは奇跡のような気持ちでいっぱい。撮影でも実際に90歳の草笛さんが元気に演じていらっしゃる。ぜひ楽しんでいただければ」と万感の思いを口にした。

 トークショーは集まった観客からの質問に答える形で進行。人生で一番めでたいことを聞かれ、唐沢は「この日を迎えられたことじゃないですか。めちゃめちゃ草笛さんが楽しそう」と笑顔を見せた。それを聞いた草笛は「何て言ったらいいかしら。わ~って、大きな声でわめきたいくらいね」とはにかんだ。

 写真撮影は鏡割りで行われたが、木づちを持って気が高まった草笛がフライングで酒だるのふたを割ってしまうおちゃめな一面ものぞかせた。最後に「おっかない顔してみられちゃ、こちらも分かるので楽しんで。後ろの方も、ありがとうございます」と集まったファンへの気遣いを見せ「ちっとも、めでたくないんですけどね90歳って」と壇上を後にした。

 草笛の登場のときには唐沢が、降壇のときには真矢ミキ(60)がそれぞれエスコートした。イベントには他に、藤間爽子(29)、片岡千之助(24)、LiLiCo(53)が登壇した。