京アニ、新作アニメ2本制作決定で来年展開 6年ぶり完全新作『CITY THE ANIMATION』&映画『小林さんちのメイドラゴン』

AI要約

京都アニメーションが新作アニメ2本を制作することを発表。『CITY THE ANIMATION』と『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』を2025年に放送・公開予定。

『CITY THE ANIMATION』は『CITY』を原作とし、普通じゃない人々の生活を描く。監督は石立太一、キャストには小松未可子、豊崎愛生、石川由依。

『小林さんちのメイドラゴン』は異種間コミュニケーションを描く作品。新作映画の監督は石原立也、キャストには田村睦心、桑原由気、長縄まりあ。

京アニ、新作アニメ2本制作決定で来年展開 6年ぶり完全新作『CITY THE ANIMATION』&映画『小林さんちのメイドラゴン』

 京都アニメーションは21日、新作アニメ2本を制作することを発表した。6年ぶりに手掛ける完全新作テレビアニメ『CITY THE ANIMATION』を2025年に放送し、『小林さんちのメイドラゴン』シリーズの新作映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』を2025年に公開する。

 『CITY THE ANIMATION』は、2016年から2021年にかけて「モーニング」(講談社)で連載された、あらゐけいいちによるガールズ・ラン・コメディー『CITY』が原作で、普通の”CITY”に住むちょっと普通じゃない人々の生活を、一文無しの大学生・南雲やにーくら、わこ、など多彩なキャラクターたちを通して描く。

 アニメでは監督を『境界の彼方』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などを手掛けた石立太一が担当。公開されたティザービジュアルに描かれている3キャラクターのキャストも発表され、南雲美鳥役を小松未可子、にーくら役を豊崎愛生、泉わこ役を石川由依が務める。また、解禁されたティザーPVは、作品の個性が感じられる楽しく可愛らしい映像に仕上がっている。

 『小林さんちのメイドラゴン』は、ひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴンの少女トールと、人間たちの異種間コミュニケーションを描いたハートフルホームコメディー。テレビアニメ第1期が2017年、第2期が2021年に放送された人気作品で、新作映画の監督は石原立也が務め、「カンナをはじめ、小林さんやトールたちがテレビを飛び越して画面狭しと暴れまわりますよ!」とコメント。

 キャストは小林さん役を田村睦心、トール役を桑原由気、カンナ役を長縄まりあが引き続き担当し、公開されたPVとビジュアルでは、カンナの「ばいばい、コバヤシ」という意味深長なセリフとともに、今までのメイドラゴンの雰囲気と異なる1枚となっている。

 京都アニメーションは近年、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『ツルネ』シリーズ、『Free!』シリーズ、『響け!ユーフォニアム』シリーズなどを手掛け、多くのヒット作を制作してきたアニメーション制作会社。この日、行われた新作発表会内では「京都アニメーションは2025年も世界中の皆様に、たくさんの思いを込めて作品を届けてまいります」とメッセージを送った。