伊藤瞳アナ 先週27歳に…「挑戦を続ける」ことを大切にしていきたいです…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

AI要約

誕生日を迎えて27歳になった筆者は、生まれて1万日目の記念日も意識し、挑戦を続けることを決意する。

仙台放送の取材で日本一のそろばんの達人である土屋宏明さんから刺激を受け、常に目標を持って挑戦し続ける姿勢を称賛する。

土屋宏明さんはそろばんの実力で圧倒的な暗算能力を持ち、継続的な練習と目標設定が彼の成功の秘訣である。

伊藤瞳アナ 先週27歳に…「挑戦を続ける」ことを大切にしていきたいです…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

 先週、誕生日を迎えて27歳になりました。あと4か月半経つと、今度は生まれて1万日目の記念日があり、それだけの年月を過ごしてきたのだと時の重みを実感します。これから先、私は「挑戦を続ける」ことを大切にしていきたいです。

 そう思わせてくれたのは、この夏に仙台放送LiveNewsイット!(仙台放送、月~金、午後3時45分~午後7時、県内のニュースは午後6時10分頃~)の取材でお話を伺った、日本一のそろばんの達人である土屋宏明さん(38)です。

 石巻市出身の土屋さんは、珠算・暗算国内最高位の10段。毎年8月に開催される国内最高峰のそろばんの大会「全日本珠算選手権大会」では今年も日本一に輝き、前人未到の12度の優勝歴となりました。さすがの実力で、5桁×5桁の計算問題を暗算で、5秒ほどで解答してしまいます。そろばんが上達すると、頭の中でそろばんをイメージして暗算で解けるようになるそうです。

 取材の際、私は電卓で計算対決をしましたが、土屋さんの圧勝。デジタルの力を持っても、暗算で打ち勝つ能力に圧倒されました。この驚きの能力に対して「練習が一番大きい。年月をかけて1秒ずつタイムを減らしてきた」とおっしゃっていました。毎年「大会優勝」を目標に、忙しい仕事の合間にも時間を見つけて計算練習に励んでいらっしゃるそうです。

 日々を生きていると、仕事と生活のサイクルでどうしても惰性的になってしまう時もありますが、常に目標を持って挑戦し続ける姿は大きな憧れです。私も1分1秒に全力投球で、時の重みに負けない充実感のある日々を歩んでいきたいです。