柿澤勇人、過酷な舞台の現場を回想「“死にます”と言われた…」

AI要約

俳優の柿澤勇人が初写真集「untitled」の刊行記念イベントを行い、舞台裏やプライベートな一面を収録した写真集について喜びを表す。

柿澤は写真集のオファーを最初は断ったが、コンセプトが舞台の裏側やプライベートを写すことで興味を持ち、快諾した。

柿澤は舞台での役作りについて言及し、過酷な現場を振り返りながら、体重管理やトレーニングについて語った。

柿澤勇人、過酷な舞台の現場を回想「“死にます”と言われた…」

俳優の柿澤勇人(36)が14日、都内で、初写真集「untitled」(宝島社刊)の刊行記念イベントを行った。

本書では、昨年から今年にかけて柿澤が主演を務めたミュージカル「スクールオブロック」「オデッサ」「ハムレット」の舞台裏に密着して撮影。稽古中や本番前後の貴重なカットのほか、鍛え抜かれた肉体を惜しみなく披露するスタジオカット、チャーミングなプライベートまで多数収録している。

オファーを受けた際について、「写真集といったら、カッコ良くてキメキメなイメージしか持って無くて、“俺なんかが写真集を出しても需要が無いだろう”と思っていた。だから、1回断ったんです」と振り返った。

それでも「舞台の裏側やプライベートで飲んでいる所とかに1年間密着して、普段皆さんにお見せ出来ない所をあえて写真集にしましょうというコンセプトだったので、“それだったら面白そうだね!”と言って快諾しました。なかなか無い写真集になったかなと、非常にうれしく思っています」と話した。

出来栄えは「100点」と大満足で、「終演後の袖から楽屋に帰る道では、かなり良い表情をしていますね。“一つの舞台を今日もやり終えた~”という顔は、我ながら良い表情をしているなと思いました」と喜んだ。

舞台では5kg以上体重が落ちちゃうと言い、「やっぱり精神的なものなんですかね。今回の3作品とも色んな意味で追い詰められる役だったので、大変でした」と明かし、さらに「『ハムレット』の時は一番人生でやせていて、57kgを切ったぐらい。僕の体を見てくれるトレーナーの先生に、“もう2kg落ちたらSOSを出してください。死にます。倒れますんで”と言われた。だから、ギリギリ57kgをキープしてなんとかやれた」と過酷な現場を振り返った。

舞台も終わり、「今はトレーニングを始めて5kg増えているので、今の方が良い体になっていると思う」と語った。