石原良純が冷めた視線 総裁選に沸く自民党は「結局、生き残るためにやっているのかなと」

AI要約

俳優石原良純は、自民党総裁選についてコメントし、異例な出馬人数について疑問を投げかけた。

良純は改革の声はあるものの、新総裁の行動が重要だとし、総裁選後の流れに焦点を当てた。

自民党の総裁選に関しては興味を持てず、今の段階では冷静な見方をしていると述べた。

 俳優石原良純(62)は9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、12日に告示される自民党総裁選(27日投開票)についてコメントした。

 今回の総裁選には現在までに6人が出馬表明し、過去最多の出馬人数となることが確実になっているが、良純は「混沌(こんとん)とした総裁選で、出馬される人数だけでも異例なんだけど、あまりぼくらには関心がわかない。なにも変わらないんじゃないの?という(思いがある)」と私見を示した。

 「改革の声がけはあるけれど、若い人が出てくるのもいいことだと思うけれど、結果、だれかが(新総裁)になった時に何が行われるのか。そこまではあまり…」と、総裁選後の流れが重要だと指摘。

 「自民党は結局、次の総選挙の顔を選んで、どうしたら生き残れるかな、というためにやっているのかな、という思いがまだ強い」「結果が出て、その人が何をやって、何が行われるのか。(裏金議員の)公認の問題なのか、政治資金の問題なのか、どれだけつまびらかにされるのか、というところまでいかないと…」との認識を示した。

 「本当だったら、ものすごいおもしろい総裁選と思うけれど(今は)そこまでのめり込めない」と、連日報じられている総裁選について、冷めた見方をまじえながらコメントした。