「本当に気分悪い」さんま「東大生特番」出演者へのイジりでにじみ出た“時代遅れ”に高まる視聴者の嫌悪感

AI要約

8月24日に放送された、明石家さんまがMCを務める『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)のある場面に、一部視聴者から批判が続出した。

批判の対象は、東大生を含む出演者の吃音をイジるシーンであり、視聴者からの不快感が表明された。

これにより、番組の対応が今後注目される状況となった。

『さんまの東大方程式』は、さんまと東大生が爆笑トークする恒例特番であり、東大生の活躍がメインの内容だ。

しかし、今回の放送では吃音を含む出演者へのイジりが問題視される事態となった。

さんまと番組スタッフの対応が注目を集めている。

この件に関し、番組制作側の対応や、出演者の意向が問われている。今後の展開に注目が集まる。

「本当に気分悪い」さんま「東大生特番」出演者へのイジりでにじみ出た“時代遅れ”に高まる視聴者の嫌悪感

 8月24日に放送された、明石家さんまがMCを務める『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)のある場面に、一部視聴者から批判が続出した。

『さんまの東大方程式』は、2016年から不定期に放送されている恒例特番。スタジオに大勢の東大生が集結し、さんまと爆笑トークを繰り広げるという内容だ。

「この日の放送では、東大生の『お金の稼ぎ方』というテーマで、起業している現役学生などに密着したVTRが流れました。そのなかで番外編として、スタジオにも出演していた博士課程3年の大津高志さんの『お金の使い方』を取り上げるVTRに。

 大津さんは前回の放送にも出演しており、個性的なキャラで一躍、番組の中心人物になっていました。この日の放送でも、VTR放送前から、スタジオでさんまさんにイジられる機会は非常に多かった印象です」(芸能ライター)

 批判が起きたのは、大津さんが毎月、1万円をかけて、1年ほど中国語を勉強していることを紹介する場面。

 スタッフから「私は大津高志です」という中国語での自己紹介を求められると、大津さんは「ウォシ(私は)、タージン(大津)」と話し出すが、その後の名前を紹介するところで、言葉に詰まったのか「ガオ(高)ガオジー(高志)」と何度も繰り返してしまった。

 そのVTRを観ている、さんまは「つくつくぼーし。つくつくぼーし」と笑いながらイジり、スタジオにいた陣内智則も同調するような場面が流れた。

 この様子を見た視聴者からは、X上でさんまがあたかも「吃音」をイジっているようだと嫌悪感が噴出している。

《大津くんって東大生の吃音を弄って笑ってるの本当に気分悪い フジテレビのコンプライアンスなんて所詮そんなもんか》

《あかん さんまvs東大生は吃音を笑モノにしてるようにしか感じない》

《東大生の番組面白いなと見ていたけど、吃音を笑いにするのはいただけんな》

 前出の芸能ライターはこう話す。

「このイジり以前にも、スタジオで話を振られた大津さんが『受け止めて、受け止める……受け止めてする』と何度も同じ言葉を繰り返してしまった部分で、さんまさんは思わず耐えきれなかったのか、口を抑えて爆笑する場面が放送されていまいた。

 もっとも、大津さんは前回も出演しているため、このようなイジりをされるのは想定したうえで、今回も出演しているはず。本人はまったく気にしていないのかもしれません。

 ただ、『さんまの東大方程式』については、以前から『東大生を変人扱いしている』といった具合に、東大OBなどから批判があがっていたんです」

 2024年2月には、さんまが出演する『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)のなかで、若者が話題についていけないことにして「礼儀として、年寄りに合わすべき」と苦言を呈したことに、否定的な意見が出てしまったこともある。

 またも、さんまの“時代遅れ”な一面が目立ってしまったのかもしれない。