松尾貴史 2年ぶり再演舞台「共演者も警戒するぐらい」のこだわりで役作り「素でやれるかな」

AI要約

俳優の松尾貴史が舞台「裸足で散歩」の再演に参加。前回より役作りにこだわり、謎めいた雰囲気を表現力で演じることを誓う。

松尾演じるヴィクター・ヴェラスコはユニークな住人役で、騒ぎの元になる存在として謎めいた魅力を放つことが期待される。

本作は喜劇作家ニール・サイモンによる戯曲で、舞台化されると大ヒット。元吉泰が演出を務め、話題を集めている。

松尾貴史 2年ぶり再演舞台「共演者も警戒するぐらい」のこだわりで役作り「素でやれるかな」

 俳優の松尾貴史(64)が24日、都内で行われた舞台「裸足で散歩」稽古場会見に出席。本作は2022年に全国5カ所で上演され、今回待望の再演。前回に引き続き参加する上でのこだわりを語った。

 2年ぶりの再演は「こういう経験はなかなかない」と語った松尾。前回は「役作り全くない感じ」での参加だったが、今回はこだわりを役に吹き込む。謎めいた雰囲気を設定よりも「3割増し」。「共演者も警戒するぐらい」の表現力で作品を彩る。

 松尾演じる一風変わった住人、ヴィクター・ヴェラスコは「騒ぎの元になる部分。後で何をしでかすか分からない」謎おき役どころも、「得意なキャラクターなので素でやれるかな」と胸を張った。

 この日、松尾とともに、加藤和樹、高田夏帆、福本伸一、戸田恵子も登場し、本読みも行った。

 プロードウェイを代表する喜劇作家ニール・サイモンによって1963年に書かれた戯曲である本作は、舞台に続き映画化されると大ヒット。世界中で愛された作品を「僕のヒーローアカデミア The "Ultra” Stage」の演出や、ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド」の脚本・作詞で話題を集めた元吉泰が務める。