大社OGの将棋・福間香奈女流5冠「素敵な夏の時間をありがとう」 甲子園に旋風巻き起こした後輩を労う

AI要約

将棋の福間香奈女流5冠(32)が母校の島根・大社高の第106回全国高校野球選手権について感謝の言葉を贈った。

大社高は準々決勝で敗れたが、エースの活躍で大社旋風を巻き起こした107年ぶりの4強入りを果たした。

福間は大社高校に対し、諦めない姿勢や素晴らしい夏の時間に感謝の気持ちを伝えた。

大社OGの将棋・福間香奈女流5冠「素敵な夏の時間をありがとう」 甲子園に旋風巻き起こした後輩を労う

 将棋の福間香奈女流5冠(32)が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。母校の島根・大社高の第106回全国高校野球選手権での快進撃に「素敵な夏の時間をありがとうございました」と労いの言葉を贈った。

 大社はこの日行われた準々決勝で神村学園(鹿児島)に2―8で敗れ、1917年以来107年ぶりの4強入りはならず。それでも計492球を投げたエース馬庭優太投手(3年)を中心に甲子園で「大社旋風」を起こした。

 出雲市出身で2010年に大社高を卒業した福間は「疲労もあったかと思いますが、最後まで諦めない姿が印象的でした。素敵な夏の時間をありがとうございました」と投稿。続けて「大社高校の皆様、本当にお疲れ様でした。胸を張ってふるさとに帰ってほしいです」とメッセージを送った。

 大社は1898年(明治31)に簸川郡立島根県簸川尋常中学校として創立。1949年に現校名となった。野球部は1901年に創部し、選手権の地方大会には第1回から皆勤出場を続ける。夏の甲子園には1917年に初出場し、準決勝進出が過去最高記録だった。