たいぞう 障がい持つアーティストたちと交流「勇気を与えるような活動をやっていきたい」

AI要約

たいぞう(50)が障がいのあるアーティストたちと共にグループ展に取り組む内覧会に出席

昨年、ASD(自閉スペクトラム症)と診断されたことを明かし、障がい者認定を受けて気付きがあったことを述べる

今後は絵で人を笑顔にする活動を全国で展開し、障がいを持つアーティストとの交流を通じて勇気を与えることを目指す

たいぞう 障がい持つアーティストたちと交流「勇気を与えるような活動をやっていきたい」

 お笑い芸人で画家のたいぞう(50)が16日、大阪・LAUGH&PEACE ART GALLERYで開催中の「―たいぞう×Abeille’sアーティストコラボ展2024―」(16~25日)の内覧会に出席した。

 大阪府障がい者芸術・文化大使を務めるたいぞうが、障がいのあるアーティストたちと取り組むグループ展。たいぞうは昨年、吉本興業の「出版チャレンジ塾プレゼン大会」にリモート出演した後に自身の言動に違和感を感じ病院に行ったところ、医師から発達障がいの一種である「ASD(自閉スペクトラム症)」の診断を受けた。

「昔から天然って言われてたんですけど、そうかなと思って調べに行ったんですよ。1年かけて、テストがいっぱいあった。(結果は)発達障がいのASDだった。(障がい者)手帳もいただいて、3級って分かった」と明かした。

 障がい者認定を受けて気付きがあったという。「いろんな人が支えてくれてるから、今まで芸人もできていたし、絵も描けてると気づいた。ASDの人はしゃべるの苦手らしいんですよ。僕、吉本に入って、笑いをしたからスキルが上がってるらしいんです。(医師の)先生が『吉本に入って、(しゃべりの)スキル上がって良かったですね。普通の仕事だったらクビになってます』って。吉本に対しては感謝しかない」と語った。

 今後について「絵で人を笑顔にしていくのは、変わらずやっていきたい。障がい(を持つアーティスト)の方と出会ったので、こういった展覧会を全国でやりたい。各地の障がい者の方と出会って、勇気を与えるような活動をやっていきたい。世界にも行ってみたいな」と夢を語った。