小林虎之介“太一”、横山智紀“ヨコ”を悪く言う白石優愛“マヤ”に怒る姿が胸熱…「ええ子や」の声<ひだまりが聴こえる>

AI要約

中沢元紀と小林虎之介がW主演のドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」の第7話が放送され、太一がヨコを悪く言うマヤに怒る様子が描かれた。

太一と航平の心の距離や友情が繊細に描かれ、視聴者も感動した。

友達思いの太一は胸が熱くなるシーンがSNSでも話題となり、視聴者からの共感を呼んだ。

小林虎之介“太一”、横山智紀“ヨコ”を悪く言う白石優愛“マヤ”に怒る姿が胸熱…「ええ子や」の声<ひだまりが聴こえる>

中沢元紀と小林虎之介がW主演を務めるドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の第7話が、8月14日に放送された。ヨコ(横山智紀)を悪く言うマヤ(白石優愛)に太一(小林)が怒る様子が描かれ、友だち思いな太一に胸が熱くなった。SNSでも「字が汚い言われても怒らないのに友達のこと悪く言われたら怒る太一…ええ子や」「友達の事言われて怒るとこが太一だよな」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

■不器用な二人の心を繊細に描いたヒューマンラブストーリー

本作は、文乃ゆきによる同名コミックが原作。難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生の杉原航平(中沢)と、明るくまっすぐな性格の同級生・佐川太一が、聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”によってつながっていく姿を描く、切なくもはかないヒューマンラブストーリー。

また、太一の友人・横山智紀(通称:ヨコ)を宇佐卓真、同じく太一の友人・安田哲(通称:ヤス)を夏生大湖、料理教室の先生である航平の母・杉原涼子を西田尚美、太一の祖父・佐川源治をでんでんが演じる。

■太一は難聴の航平のノートテイカーとなる

大学生の杉原航平は、中学の頃に突発性難聴を発症して以来、人と距離を置くことが当たり前になっていた。ひょんなことで彼と知り合った同級生の佐川太一は“ノートテイク”に自ら名乗り出て、1回につきお弁当1個を条件に航平のノートテイカーとなる。

月日は流れ、2人は出会って二度目の春を迎える。迎えた新学期、サークルの勧誘を手伝う太一は、障害者手帳を拾ったことがきっかけで難聴の新入生・桜上マヤと出会う。偶然その場に現れた航平から、マヤの家庭教師をしていることを知らされた太一は、肝心なことを何も話してくれない航平に歯がゆい気持ちになる。

■太一「お前の物差しで勝手に人の人生、測んじゃねぇよ」

映研メンバーと新入生との食事会に太一と航平、マヤも参加した翌日、太一がベンチに座っていると、マヤが現れて航平から借りていた太一のノートテイクのノートを差し出す。太一が懐かしいと言ってノートを見ていると、マヤが「きったな」と言う。太一がびっくりするとマヤは「文字も絵も判別不能、ちゃんと講習も受けてないのにノートテイクって、あなた舐めてんですか?」と言う。

そこにヨコが通りかかり、昨日は楽しかったと太一とマヤに声をかけていく。マヤはヨコを眺めながら「あの人、何も悩みなさそうでお気楽でいいですよね。どんなふうに生きてきたか想像つくって言うか。まあ、何の苦労もなく育ってきたんでしょうね」とつぶやいて立ち去ろうとする。太一がため息をついて「待てよ」と呼び止めると、マヤは驚いて振り向く。太一は「苦労してないなんて勝手に決めつけんなよ。よく知りもしないのに、お前の物差しで勝手に人の人生、測んじゃねぇよ」と言うのだった。

自分のことよりもヨコのことで怒るところが友だち思いな太一らしく、胸を熱くさせられた。SNSでも「太一が怒ったのはヨコを悪く言われたからってのが太一なんだよなぁ」「字が汚い言われても怒らないのに友達のこと悪く言われたら怒る太一…ええ子や」「友達の事言われて怒るとこが太一だよな」とコメントが寄せられた。

◆構成・文=牧島史佳