浜中文一、座長らしく「やるしかない。ひたすら頑張ります」 17日開幕、主演舞台『ブラック・コメディ』取材会

AI要約

俳優・浜中文一が主演する舞台「ブラック・コメディ」の取材会が行われた。

舞台は英国の劇作家ピーター・シェーファー作の戯曲で、特殊な舞台演出が用いられている。

浜中と市川はそれぞれの役柄について語り、舞台への意気込みを明かした。

浜中文一、座長らしく「やるしかない。ひたすら頑張ります」 17日開幕、主演舞台『ブラック・コメディ』取材会

 俳優・浜中文一(36)が16日、東京都文京区のIMM THEATERで、17日から同劇場で開幕する主演舞台「ブラック・コメディ」(9月1日まで)の取材会に共演の市川美織(30)、三倉佳奈(38)、朝海ひかる(52)、渡辺いっけい(61)らと出席した。

 英国の著名な劇作家ピーター・シェーファー作の戯曲。室内の電灯がついている設定のときは舞台上を暗く、停電のときは明るくするというユニークな手法を用いている。

 無名の若い彫刻家ブリンズリー(浜中)が留守中の隣人宅から数々の調度品を無断で借用し、婚約者キャロル(市川)の父親(渡辺)と億万長者の美術コレクターを招き、愛と富を手に入れようと画策するが、予期せぬ停電をきっかけにトラブルへと発展していく。

 浜中は「もうかなり練習しましたので、やるしかないです。ひたすら頑張ります」と座長らしく落ち着いて心境を語った。役柄については「ブリンズリーはずっと動き回っている。こんなことは自分の家ではないので、非常にドキドキしています」と言い、「暗闇の中で皆さんとブリンズリーが芝居でぶつかりあうのは演じていて楽しい」と笑顔を見せた。

 市川は「キャロルは箱入り娘で世間知らずなおバカちゃんのところもありますけど、ネガティブなブリンズリーを元気づけるようなポジティブな性格で停電しても明るさだけは保つような…。そういうところは私と似ていて演じていて楽しい」とアピールした。