元シンクロ選手が5位のAS日本代表を解説「失敗をするとたくさん減点をされるということで…」
田中ウルヴェ京氏がASの日本代表チームについて言及し、新ルールの影響を説明。
日本チームはメダルを逃すも、デュエットでの挑戦を期待。
失敗を減点される新ルールにより、日本チームが5位に終わる。
スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京氏(57)が9日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に出演。パリオリンピック(五輪)のアーティスティックスイミング(AS)の日本代表チームについて言及した。
ASの日本チームは2大会ぶりのメダルを目指したが。880・6841点で5位に終わった。
日本大学在学中の1988年にソウル五輪シンクロ・デュエットで銅メダルを獲得するなどの経歴を持つ田中氏は、5位に終わった日本チームについて「元々シンクロナイズドスイミングが2018年に名前が変わり、去年すごくルールを変更したんですね」と切り出した。
さらに「簡単に言ってしまえば、今まで採点競技ってなかなか『どこまでが客観的なの?』なんて言われるところを、めちゃくちゃ細かくしたので。難度の高い足技を完成できればするほど、加点されるというようなシステム」と語り、「逆に言えば、失敗をするとたくさん減点をされるということで、今回ちょっと1つミスが出てしまって5位」と続けた。
それでも「今度デュエットが始まります。イチかバチかのいろいろな挑戦をやれるわけなので、メダル圏内にもいますし。少なくともできることをちゃんとやるっていうことが一番大事」と巻き返しに期待した。