マーメイドジャパン6位発進、2大会ぶりのメダルに厳しいスタート【パリ五輪】
アーティスティックスイミングのパリオリンピックで日本チームはテクニカルルーティンで6位スタート。中国が圧倒的な演技でトップに立つ。
新たなルールで行われる競技では、チームは3つのルーティンで総合得点を競う。
日本チームは「雷」をテーマに演技し、高い難度の技を披露するも、得点は低めで10チーム中6位となる。
■パリオリンピック™ AS・チームテクニカルルーティン(日本時間6日、アクアティクスセンター )
アーティスティックスイミングが始まり、チームで2大会ぶりのメダルを目指す日本は3つのルーティンの最初のテクニカルルーティンで6位スタートとした。トップは中国が313.5538をマークし圧倒した。
昨年、ルール改正され、8人編成で行われるチームはテクニカルルーティン、フリールーティン、アクロバティックの3つのルーティンの合計得点で順位が決まる。
前回4位と表彰台にあと一歩届かなかった日本は8番目に登場。難度を48.100で申請した日本のテーマは「雷」。最初のリフトをまずまずでスタートさせると、連続の足技もスピードがあり、体型移動もスムーズに進んだ。最後に16個の足技が組み込まれた演技も大きなミスなく終えた。しかし申請した48.100から認められた技は低く37.450となった。得点は253.6617で10チーム中6位と厳しいスタートとなった。
世界女王の中国が313.5538と別次元の演技でトップに立った。日本は中国に59.8921差をつけられた。