規格外野菜でジュース店 モス、年間4トン超の廃棄削減に

AI要約

モスフードサービスは8日、規格外の野菜を使用したジュースやスムージーを販売する店舗をオープンすると発表した。

新店舗では、傷ついたトマトなどの規格外品を活用した商品を提供し、年間約4.6トンの廃棄を削減することを目指している。

金田泰明執行役員は、人気のある商品は将来的にモスバーガーでも展開したいと述べた。

 モスフードサービスは8日、規格外の野菜を使ったジュースやスムージーを販売する店舗を開くと発表した。東京都豊島区の東武東上線池袋駅の改札内で9日に開業する。同社は全国の契約農家から野菜を調達しており、規格外品を活用することで、年間約4.6トンの廃棄の削減につながるという。

 新店舗では、表面の傷などで従来廃棄されていたトマトを使う「しっかりトマトなモストマトジュース」(420円)など9種類の飲み物を提供する。全て持ち帰り品。狭い空間で営業できる形態のため、5年間で100店舗の拡大余地があるとみている。

 同社の金田泰明執行役員は「人気が出た商品はモスバーガーでも採用したい」と話した。