夏の甲子園がさらに楽しくなる! 高校野球ノンフィクション書籍2冊がKADOKAWAより発売

AI要約

夏の甲子園開幕に合わせ新刊が発売された。『甲子園優勝監督の失敗学』では日本一経験監督の失敗と学びが明かされる。一方『高校野球と人権』では強制丸刈りなどの問題が取り上げられる。

名将たちの失敗学や高校球児の人権問題が議論されている。

日本人が愛する高校野球から人権について考える一冊。

夏の甲子園がさらに楽しくなる! 高校野球ノンフィクション書籍2冊がKADOKAWAより発売

 夏の甲子園開幕に合わせ7月31日(水)に『甲子園優勝監督の失敗学』(大利実)、8月6日(火)に『高校野球と人権』(中村計、松坂典洋)がKADOKAWAより発売された。

 『甲子園優勝監督の失敗学』は昨夏の甲子園を制した慶應義塾・森林貴彦監督や、一昨年優勝の仙台育英・須江航監督など、8名の日本一経験監督が登場する1冊。

 それぞれが過去に「忘れられない失敗」を経験。そこから何を学び、克服して、日本一まで上り詰めたのか。負けたときにしか変わるチャンスはない――。名将たちの失敗学が初めて明かされる。

 『高校野球と人権』は世界的に人権意識が高まる中で、なぜ高校球児の「強制丸刈り」は今も許容されているのか。高校野球で多くのベストセラーを持つ中村計が、学校・スポーツのトラブルを扱う弁護士の松坂典洋に話を聞いた一作。

 日本人に愛される「高校野球」から、日本人が苦手な「人権」を考える知的エンターテインメントとなっている。