「夏の甲子園」開幕 8月4日の組み合わせ抽選会翌日から練習をはじめた鳴門渦潮ナインは【徳島】
夏の甲子園に参加する徳島県代表の鳴門渦潮高校の練習風景や選手たちの姿が描かれています。
初戦突破、校名変更後の甲子園初勝利を目指す気持ちが強く表現されています。
エース投手や4番打者もしっかりと意識を持ち、団結して勝利を目指しています。
8月7日に開幕した「夏の甲子園」全国高校野球選手権大会、徳島県代表の鳴門渦潮高校は組み合わせ抽選会の翌日から練習をスタートさせました。
初戦突破、校名変更後の甲子園初勝利を目指す鳴門渦潮ナインを取材しました。
「さぁ元気出して」
「さぁいこう」
(一楽泰志記者)
「初戦の早稲田実業戦を前に、鳴門渦潮ナインが練習に汗を流しています」
7年ぶりに夏の甲子園出場を決めた鳴門渦潮。
初戦の相手は、高校通算64本塁打の宇野選手を擁する強豪・早稲田実業(西東京代表)です。
8月5日は、甲子園の歓声を想定しての練習が行われていました。
(鳴門渦潮高校 森恭仁監督(57))
「今まで見たことない(数の)お客さん入るよ。それを意識して大きく声を(出して)。いつも以上に頑張ろう、ジェスチャー付きの声(出して)頑張ろう」
打撃練習では早実のサウスポー・中村投手を想定し、左ピッチャーをマウンドに、球筋などを確認しました。
徳島県大会決勝でサヨナラタイムリーを放った森髙祐吏選手は、この日も鋭い当たりを見せていました。
県大会では全試合マウンドに上がったエースの岡田力樹投手は、4番打者としても打率5割5分6厘の二刀流。
甲子園での活躍にも期待が高まります。
(鳴門渦潮高校 岡田力樹投手)
「(ピッチングでは)打線をどれだけ少ない点数で止めれるかっていうのと、バッティングは、いつも通り自分らしく思い切り振っていけたらなって。自分がエースで4番っていう自覚を持ってプレーでチームを引っ張っていけたらなって思います」
県大会から貫いてきた低く強い当たりを目指す打撃を武器に、甲子園に臨む鳴門渦潮ナイン。
まずは、初戦突破が目標です。
(鳴門渦潮高校 森恭仁監督(57))
「とにかく自分の力を出し切ること、色んな思いを込めて戦うことを期待したい。なんとか勝って、校歌の大合唱をやりたいと思います」
(鳴門渦潮高校 端村七聖主将)
「フライアウトをできるだけ少なく、チャンスで1本出すっていうことを貫いていきたいかなと思っています。渦潮としての1勝を成せるように、それで勝って行ってベスト8やベスト4に残れるように、徳島県代表としてしっかり頑張りたいと思います」