コカイン購入逮捕の豪ホッケー選手 チーム離れ15分後に… 罰金なく釈放 英紙報じる

AI要約

オーストラリアのパリオリンピックホッケー男子選手がコカイン購入の疑いで逮捕される。

逮捕後、警告を受けて釈放され、謝罪コメントを発表。

オーストラリア五輪委員会は現時点で容疑をかけられていないと述べる。

コカイン購入逮捕の豪ホッケー選手 チーム離れ15分後に… 罰金なく釈放 英紙報じる

 パリオリンピック(五輪)に出場したオーストラリアのホッケー男子選手トム・クレイグ(28)が、パリ市内でコカインを購入しようとして逮捕され、警察に身柄を拘束された。これについて、英ヘラルド・サン紙などが報じた。

 同紙によると、4日の準々決勝でチームがオランダに敗れた2日後の6日に逮捕されたという。クレイグはチームから離れてわずか15分後に、パリの路上で売人からコカインを購入する取引現場が目撃され、警察官によって売人共々逮捕されたという。売人はエクスター75錠とコカイン7瓶を所持しており、クレイグはコカイン1グラムを購入したとみられている。

 一方、英BBCはクレイグはコカインを購入した疑いで逮捕されて拘留された後、警告を受けて釈放され、罰金は科せられなかったと伝えている。

 「この24時間に起きたことについてお詫び申し上げます。私はひどい間違いを犯しました。自分の行動に全責任を負います」「オーストラリアの五輪チームの価値観を反映するものではありません。皆さんに恥をかかせてしまいました」と、警察署を出る際にコメントし、家族やチームメイト、関係者らに謝罪したという。

 クレイグは、東京大会で銀メダルを獲得し、これまでオーストラリア代表として100試合以上に出場している。

 オーストラリア五輪委員会は、7日朝の時点で何の容疑もかけられていないと述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)