松田聖子「青い珊瑚礁」が韓国でブームの納得理由 NewJeansハニが火付け役だった

AI要約

松田聖子の「青い珊瑚礁」が韓国で1位を獲得し話題になっている。K-POPガールズグループのNewJeansがこの曲を披露したことがきっかけで注目されている。楽曲の良さが再評価され、松田聖子人気が再燃している。

松田聖子は現在、夏のコンサートを開催中であり、シティーポップブームに乗って生涯現役のアイドルとして活躍している。

2024年3月に松田聖子が中央大学法学部通信課程を卒業したことが報じられた。愛娘の急逝を経て学び直す決意をし、深謀遠慮の結果、学位を取得した。

松田聖子「青い珊瑚礁」が韓国でブームの納得理由 NewJeansハニが火付け役だった

 松田聖子の「青い珊瑚礁」が韓国のJapanSongsで1位を獲得して話題だ。6月26、27日にK-POPガールズグループのNewJeansのハニ(19)が東京ドーム公演で「青い珊瑚礁」を披露したのがきっかけ。K-POP風の振り付けにアレンジされ、アップデートしてはいるものの、清楚な白いスカート姿は1980年代のアイドルらしさを感じさせる仕上がりだ。

 確かに、NewJeans効果があるにしても、80年7月にリリースした楽曲が、2024年になって韓国で話題になっているのはなぜなのか。音楽評論家の富澤一誠氏がこう言う。

「松田聖子の楽曲は、実は今でいうシティーポップを目指していました。この作品は三浦徳子作詞ですが、作詞に松本隆、作曲に松任谷由実、細野晴臣らニューミュージックの最先端のクリエーターが手掛けており、当時のアイドル曲とは一線を画していました。『青い珊瑚礁』の清涼感あるメロディー、スッと入ってくるさわやかさ、何十年経っても色あせることなく、今の松田聖子自身が歌っていても違和感がないのはシティーポップならでは。シティーポップブームによって楽曲の良さが再評価され、松田聖子人気に戻ってきているとも言えます」

 本家・松田聖子といえば、夏のコンサート真っ最中。ツアータイトル「lolli♡pop」に合わせ、アイドル全開の衣装で「青い珊瑚礁」を熱唱。ファンから「卒業おめでとう!」と声をかけられると「わたくし、62歳にして中央大学法学部を卒業しました」とコメントし、会場を走り回っていた。今月23、24日は日本武道館で追加公演が行われる予定。シティーポップブームの風に乗った聖子。生涯現役だ。

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 松田聖子といえば、2024年3月に中央大学法学部通信課程を卒業したが、学びなおしを思い立った本人の思いはどれほどのものだったのか?

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