「人の言葉を鵜呑みにせず、見る目を養うには?」人生経験豊富な叶姉妹の回答が名言すぎた

AI要約

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組で、大学生リスナーからの人を見る目を養いたいという悩みに対し、恭子さんと美香さんが回答。

恭子さんは、相手の言葉を自分の頭の中で調理して判断することを提案。嘘は砂の城であり、相手の話を盛った場合は面白がりながら聞くことも重要と説く。

最後に、相手の仕草や立ち振る舞い、話すテンポなどを総合的に判断して、信頼できるかを見極めるポイントについて言及。

「人の言葉を鵜呑みにせず、見る目を養うには?」人生経験豊富な叶姉妹の回答が名言すぎた

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。7月23日に配信されたエピソードの中では、大学生のリスナーから寄せられた《人を見る目を養いたい》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

お便りの内容は、以下の通り。

《人を見る目を養うためにはどうしたらよいですか?》

《私は人を見る目がなく、大学の授業で一緒にグループワークをする人と仲良くなるときも、相手のほうが最初は自分を大きく見せて、それを鵜呑みにして「この人はすごいんだ」と思っていても、一緒にグループワークをしていくうちに、言葉だけの人で全然中身のない人だなと思うたびに、自分には見る目がないなと感じます》

《今は大丈夫でも、将来仕事をするとなったときに人を見る目がないと仕事の進捗に支障が出てきてしまうと思うため、学生のうちに自分のスキルを磨くことと同じくらい人を見る目を養い、少し話しただけでその人の誠実さや本質を見抜く洞察力を磨くことは大切だと考えています》

《ラジオを拝聴する限り、叶姉妹さんは自分の判断軸を持っていて、物事の観察力に長けていると思うため、ぜひご意見をお伺いしたいです》

相談について恭子さんは、詐欺などが多い今の時代、人を見る目がない方も多いのではないかと持論を述べた。

「でも、多いと思いますよ、今。偽りの姿、詐欺の案件とか多いと思いますよ。それが成り立つってことはどういうことかというと、詐欺をやってらっしゃる方もうまくなってらっしゃるでしょうし、そういう目に遭った方が、人を見る目というか、そういうふうなことに騙されやすくなっているということかもしれませんよね」

続けて恭子さんは、人の話を鵜呑みにしないための対処法として「相手の言葉を自分の頭の中で調理する」ことを提案した。

「人の話を聞いていて、『ああ、そうなんですね』って言いながら、自分で、これは本当、これは嘘、これは適当に言っているというふうなこととして、自分の頭の中でその言葉を調理していく。お話を聞いて、まず切り刻んで調理して分ける。そういう癖をつけていくといいですね。もっと言うと、大雑把に、まずはその方全般的に信頼できない、信用するに値しないというふうにわかると一番良いですよね。その言葉すべてが嘘に満ちている」

「嘘は砂の城」と名言を放つ恭子さん。恭子さん自身は、話を盛る相手に出会ったときは面白がりながら聞くようにしていると話す。

恭子さん「いくら盛ったところで、嘘は砂の城ですから。だから盛るに盛ったところでどうしようもないことだと思いますよ。その砂の城を完成してしまうぐらいの、盛られてもいいような形だと相手に隙を与えすぎるといけない。でも面白がって、どこまで盛るのかなって聞いてみるのも(1つの方法)」

美香さん「それでもお姉さんの(方法)ですか? (盛られた話を聞いているときに)お姉さんはどう思ってるのかなって思って見てたら、面白くなってもっともっとなんか……」

恭子さん「聞いててね。どんなふうに話すのかなっていうときの、自分の中で単にレクリエーションとしてやってますよ」

最後に恭子さんは、自身が相手を観察するうえで見るポイントについて語り、回答を締めくくった。

「どっちにしても、最初から信用するに値しないとか、それはある程度その方の仕草、話だけではなくて、立ち振る舞い、仕草や状況、話すテンポとかいろんなことも含めてわかりやすいことがたくさん出てきますよね。総合的な判断」

「あとは足をトントンしてる、あと手をどこに置いているかとか。指先をどう触っているかとか。よくあるのは指のところをすり合わせるっていうのかしら? こうやってると、不安がある。『相手が信用してるかな』って不安がある人はどっかを動かしてますね。絶対的なことじゃないのよ」