<ソムタム田井のコスプレリポート>レースクイーン衣装の「FGO」レイヤー 体作りにこだわり

AI要約

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとして注目を集めている。

ホココス2024で撮影、インタビューされたマシュ・キリエライトとネロ・クラウディウスのコスプレーヤーが登場。

メークや衣装、小道具のこだわりについて、2人のコスプレーヤーの熱い想いが伝わる。

<ソムタム田井のコスプレリポート>レースクイーン衣装の「FGO」レイヤー 体作りにこだわり

 コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。

 本稿では、5月19日に名古屋市中区で開催された「ホココス2024 ~南大津通歩行者天国COSPLAY~(ホココス2024)」で撮影、インタビューした「Fate/Grand Order(FGO)」のマシュ・キリエライトに扮(ふん)する苺恋めるるさんと、ネロ・クラウディウスに扮するみーやさんを紹介する。

 2015年にリリースされ、今年で9周年を迎えるスマートフォン向けゲーム「FGO」には、サーヴァントと呼ばれるキャラクターが多数登場。水着衣装やハロウィーン風衣装など、どのキャラにも複数のコスチュームが用意されているため、イベントの開催時期に応じて衣装の切り換えが可能なところも、多くのコスプレーヤーから支持されているポイントといえる。

 今回、取材に協力してくれた2人は、マシュとネロのレースクイーン衣装でホココスに参加。苺恋めるるさんにおいては、衣装の華やかさに負けないよう、メークのクオリティーアップに励んだと話す。

 「いちばんこだわったのはメークです。通常バージョンのマシュのコスプレもしたことはありますが、今回はレースクイーン衣装なので、ラメで華やかさを演出してみました。衣装そのものも、体のラインがきれいに見えるように縫い直したものになります」

 こちらの衣装ならではの特徴であるフラッグの造形にもこだわりがあるという。

 「小道具の旗は自作で用意した横幅2メートルのものなんですけど、軽めの素材で作っているので扱いやすくて。風になびく格好いい写真をたくさん撮っていただけました」