脳の動脈瘤が見つかった川村ひかる(44)「結婚後には夫の不妊が発覚」苦しみを幸福に変えた心の持ち方

AI要約

30代半ばでグラビアアイドルの川村ひかるさんが脳に動脈瘤が見つかり、健康面で激動の時期を経験する。

健康に気をつけるために食生活を見直していたが、動脈瘤が見つかり頭痛などの症状が出た。

妊活を始める際には、夫の男性不妊が判明し、さらに不安を抱える。

脳の動脈瘤が見つかった川村ひかる(44)「結婚後には夫の不妊が発覚」苦しみを幸福に変えた心の持ち方

グラビアアイドルとして活躍していた川村ひかるさん。30代半ばで脳に動脈瘤が見つかります。さらに妊活を始めると今度は夫の男性不妊が判明。激動の30代を振り返ります。(全4回中の2回)

■健康には気をつけていたのに脳の動脈瘤が…

── 若年性更年期と診断されてから、健康には特に気をつけていたそうですが、30代半ばで脳に動脈瘤が見つかったそうですね。

川村さん: はい。もともと私は20代で子宮内膜症、30代前半で若年性更年期と診断され、「妊娠は難しいかもしれない」と医師から告げられていたんです。だから、体質改善しようと食生活を徹底的に見直していました。おかげで、検査をしても数値がよくなったし、運動を楽しめるくらい元気になっていました。

ところが30代半ばになり、これまで感じたことがないような激しい頭痛があって…。念のため病院に行き、MRI検査を受けたら、脳の血管に「動脈瘤」が見つかりました。万が一、動脈瘤が破裂すると、くも膜下出血などを起こすおそれがあると言われました。さいわい私の動脈瘤はまだ小さかったので、まずは1年に1度検査するようにと医師に言われました。でも、健康には気をつかっていただけに、まさか脳に病気が見つかるなんて…ショックでした。

── さらに、その後の妊活も大変だったと伺いました。

川村さん:動脈瘤が見つかったころに夫に出会い、いろいろと親身になってくれました。優しい人柄にひかれ結婚を意識していきました。でも、子宮内膜症や若年性更年期と診断され、子どもを授かれるかわからなかったし、脳に動脈瘤があるため、今後の体調にも不安がありました。そのため、パートナーができたら、すぐにでも妊活を始めたかったんです。

だから夫には「おつき合いするなら結婚前提で。私は妊娠できるかわからないから、入籍前に検査を受けてみよう」とお願いし、ブライダルチェックを受けることにしました。

検査の結果、私のホルモン数値は体質改善により正常に戻っていました。子宮内膜症の症状もまったくなくて、妊娠も可能だろうと診断されたんです。ところが、まさかの夫が検査に引っかかって…。精液はあるけれど精子が見つからないと言われてしまったんです。