石丸伸二氏をめぐり論争 橋下徹氏が大空幸星氏に「政治の本質をとらえていない」

AI要約

前広島県安芸高田市市長の石丸伸二氏が若者を中心に支持を集めた都知事選での活動や政治における熱量について議論が展開。

石丸氏は政治の本質を理解し、単純露出効果だけでなく政策や本質の話に進むことの重要性を強調。

熱量や真の理解が日本国民に通じると信じ、政治に対する希望を持つ姿勢を示す。

石丸伸二氏をめぐり論争 橋下徹氏が大空幸星氏に「政治の本質をとらえていない」

 14日放送の「日曜報道THE PRIME」(フジテレビ系)に前広島県安芸高田市市長の石丸伸二氏が出演。石丸氏をめぐりNPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星氏と弁護士の橋下徹氏は論争を繰り広げた

 石丸氏は都知事選で若者の支持を集めて165票を集めた。若者の支持を集めた理由について大空氏は「シンプルに露出度が高かったということに尽きると思う」と分析。一方で「政策を訴えていなかった」と指摘した。

 それに対して橋下氏は「『露出度が高いから票が集まった』というのは本質をとらえていない、政治の」と反論。「政治は若者が露出しているから、投票入れるとかじゃなくて熱量なんですよ。石丸さんの動画を見て、今の政治家に決定的に足りない熱量を感じました」と述べた。

 また政策についても「東京都政は財源が山ほどあるワケですから。若者政策、子育て政策なんていうのは、知事になってからいくらでも作れるんです」と持論を展開。小池百合子都知事と蓮舫氏が子育て政策のばら撒きを訴えるなか「その政策を言った人の所に無党派層、若者が行かずに、石丸さんの所に行ったといのは、これは熱量ですよ」と熱弁した。

 この論争に石丸氏は「私らしくなく、半々取ってみると」と切り出し「単純接触効果。これは間違いなくあると思います。知らない人間に好感って持ちにくい」と大空氏の意見に理解を示した。その上で「『ただ見てりゃいい』というワケじゃないのはその通り。政策の細かい話ではなくて、より本質の話をしたら通じる。そこは私は、日本国民に対して諦めていない。まだ信じているので。そんなにアホじゃない、見くびらない方がいいんじゃないかとは、ずっと思ってます」と私見を述べた。