ロサンゼルスの「マスク禁止令」に、人気2世セレブ(18)が断固反対。スピーチで"マスクの重要性"を強く訴える

AI要約

ロサンゼルスでマスク禁止令に反対の18歳のヴァイオレット・アフレックがスピーチ、後遺症リスクを説明。

ヴァイオレットはマスク利用や無償テスト提案、安全性疑問、弱者の安全損ね懸念。

ロサンゼルス市で感染者増加中に、市長が公衆デモでのマスク禁止を検討中。

ロサンゼルスの「マスク禁止令」に、人気2世セレブ(18)が断固反対。スピーチで

ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーの長女ヴァイオレット(18歳)が、ロサンゼルスで提案されているマスク禁止令に反対の意を表明した。彼女は7月9日、ロサンゼルス郡監督委員の会合で、1分間のスピーチを行い、自身の意見を述べた。

Xに投稿された動画を見ると、ヴァイオレットは「ロサンゼルス住民のヴァイオレット・アフレック、18歳で、初めて投票します」と自己紹介。「2019年にウィルス感染の後遺症にかかりました」と明かした。

「現在は回復しましたが、ちょっとしたウィルス感染でも薬では解決しないことがあるのだと、身をもって体験しました。また、新型コロナウイルスのパンデミックがそれを浮き彫りにしたと思います。感染者の10人に1人が後遺症に苦しみ、悲惨な神経学的心臓血管病を起こして、仕事はおろか動くことや考えることもままならなくなっています」

アメリカ疾病対策予防センター(CDC)は、新型コロナの後遺症は、感染するたびにリスクが高まる「慢性的症状」だと説明している。

ヴァイオレットはさらに「(後遺症は)ホームレス危機を悪化させるリスクもあり、ロサンゼルスの多くの市民を苦しめる可能性も高まります。有色人種や障がい者、高齢者、トランスジェンダーの人々のコミュニティー、市民と関わる必要不可欠な仕事をする人々。こうした人々が、最も打撃を受けるのです」と述べた。

そして「後遺症危機に立ち向かう」ために、改善案を提案した。

「私は、刑務所や拘置所を含む政府機関庁舎内でのマスク利用と空気濾過システム、政府機関遠紫外線ライトの使用を求めます。質の高い無料テストを拡大すべきで、最も大事なこととしては、いかなる理由があっても、郡はマスク禁止令に反対すべきです」と続けた。

「(マスク禁止令は)安全を確保できません。私たちのコミュニティーの弱者の安全をさらに損ね、ロサンゼルスに一緒に住むことができなくなってしまいます」と締め括った。

ロサンゼルス市では新型コロナ感染者が増加しているにも関わらず、カレン・バス市長は公衆のデモでマスク着用禁止を市職員が検討中だと、最近発表した。ちょうど、親パレスチナ派と親イスラエル派のデモで多くの参加者がマスクを着用していた時だった。ニューヨークなど他の都市でも管轄区域内でのマスク禁止を検討中で、ノースカロライナ州の共和党議員は6月に公共の場でのマスク着用を制限する法案を可決して物議を醸した。

「彼らは抗議するという憲法上の権利を行使している人々を萎縮させる効果があるとわかって機運を醸成している」と、Emancipate North Carolinaの事務局長ドーン・ブラグローブはNBCにコメントしている。