松井一郎氏、都知事選ポスター掲示板問題バッサリ「数十億単位でお金がかかってる」代替案とは?

AI要約

前大阪市長・松井一郎氏が都知事選でのポスター問題について公営掲示板の時代遅れを指摘し、デジタルサイネージ活用を提案。

過去最多の56人が立候補し、ポスター掲示板の枠が足りない事態となり、アクリル板を使う異例の対応がとられた。

松井氏は、選挙に数十億単位の金がかかる公営掲示板を見直す必要性を強調し、デジタルサイネージの活用が選挙のやり方の見直しを促すと述べた。

松井一郎氏、都知事選ポスター掲示板問題バッサリ「数十億単位でお金がかかってる」代替案とは?

 前大阪市長・松井一郎氏(60)が29日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。東京都知事選(7月7日投開票)のポスター問題をめぐり、公営掲示板について持論を展開する場面があった。

 今回の都知事選では、20年の22人を大幅に上回る過去最多の56人が立候補を届け出た。事前に用意した選挙ポスター掲示板は1カ所につき48人の枠しかないため、都選挙管理委員会は49番目以降に届け出た候補者にはアクリル板を支給し、個別に設置してもらうよう要請するなど“異例”の事態となった。

 この件について、松井氏は「公営掲示板自体が時代遅れ」とバッサリ。東京都では約1万4000か所設置、大阪府では約1万3000か所が設置されているといい「一回選挙やったら、また外すわけでしょ?これって数十億単位でお金がかかってるんですよ」と指摘した。

 代替案としては「デジタルサイネージを活用してね。たとえば、都庁、区役所、各市町村に設置して。選挙時は候補者の顔を映して、それ以外のときは情報発信ツールとして使えばよくて。民間のものも、選挙のときは活用させていただてね」といい「選挙のやり方を見直す時期だと思う」と述べていた。