藤井聡京大教授 都知事選ポスター問題にブチギレ「常識でアウトですよこんなもの!」

AI要約

京都大学大学院教授の藤井聡氏が、東京都知事選の掲示板問題について怒りを表明。

ポスター枠の売却や警視庁の警告によりカオス状態となった選挙について、法律の運用の重要性を指摘。

公職選挙法の厳格な運用が必要であり、日本国家の信頼性を守るべきだと主張。

藤井聡京大教授 都知事選ポスター問題にブチギレ「常識でアウトですよこんなもの!」

 京都大学大学院教授の藤井聡氏が29日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。同一のポスターが複数張られるなど、〝カオス状態〟となった東京都知事選の掲示板問題に怒りを爆発させた。

 今回の都知事選では、ポスター枠の〝売却〟が行われ同一の選挙ポスターが複数、掲示板に張られたり、全裸に近い女性のポスターを張った候補者に警視庁が警告を行うなど〝カオス状態〟に。

 選挙管理委員会には苦情が殺到しており、自民党の茂木敏充幹事長は「今後、公職選挙法の見直しも含め対応を検討していく必要がある」と述べている。

 これについて、藤井氏は「もちろんね、法律というのは完璧な法律なんてないわけですよ」とした上で、「例えば、各大学に法学部があるのは、法律の運用の仕方の研究というのが大半なんですよ。だから、公職選挙法だってそもそも『法律のギリギリのところで違法ではないです』とか言うてますけど穴があるのは当たり前なんだから、運用をちゃんとすれば、こんなもんいくらでも防げるはずなんですよ」と指摘した。

 続けて「だから、公職選挙法の見直しなんてしなくたってね、常識でアウトですよこんなもの!」とドスの利いた声で怒鳴りつけると、「普通の国だったら常識でアウトなだけで。しょっ引くと言ったら大げさかもしれないけど、絶対許せないですよ! だからこんなものを許してる日本国家は世界に対して恥ずかしい!!」と声を張り上げ、怒りを表現していた。