東大阪で「市民オペラ」実質的な初公演 7歳~80代の96人、歌劇「カルメン」で観客ら1200人魅了

AI要約

大阪府東大阪市の市民オペラが同市文化創造館で開かれ、約半年間、稽古を重ねた出演者が歌劇「カルメン」を上演し、約1200人の観客を魅了した。

参加した市内外の7歳から80代までの男女96人が舞台に立ち、熱演し、初の公演を成功させた。

市民オペラは今後3年に1回のペースで開催する計画としており、地域の文化芸術を育む拠点として期待されている。

東大阪で「市民オペラ」実質的な初公演 7歳~80代の96人、歌劇「カルメン」で観客ら1200人魅了

大阪府東大阪市の市民オペラが同市文化創造館で開かれ、約半年間、稽古を重ねた出演者が歌劇「カルメン」を上演し、約1200人の観客を魅了した。

東大阪市民オペラは、新型コロナウイルス禍で第1回公演が中止となっていたため、5月26日開催の今回が実質的な初公演。参加した市内外の7歳から80代までの男女96人が舞台に立ち、熱演した。

兵隊役だった神戸市の内科医、村上尚(たかし)さんは「しんどかったことも本番が終わればふっとんだ。楽しかった」と笑顔。町人など4役を演じた府内在住の教員、宮副(みやぞえ)ななみさんは「今後、市民オペラが広まってほしい」と話していた。

令和元年開館の同館では市民らが鑑賞だけでなく、文化・芸術を創る拠点を目指している。市民オペラは今後3年に1回のペースで開催する計画としている。