桂ざこばさんの筆頭弟子・桂塩鯛「桂ざこばという名前は永久欠番でいい」

AI要約

76歳で亡くなった桂ざこばの筆頭弟子である桂塩鯛が、突然の訃報に驚きと残念を語った。

塩鯛は、最後にざこばさんと会ったのが昨年で、ぜんそくの影響や人柄について語った。

塩鯛は師匠である桂ざこばへの感謝と、永久欠番としての考えを述べた。

桂ざこばさんの筆頭弟子・桂塩鯛「桂ざこばという名前は永久欠番でいい」

12日にぜんそくのため、76歳で亡くなった桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんの筆頭弟子である桂塩鯛(69)が13日、大阪市西成区の動楽亭の出番前に取材に応じた。

「突然のことやったんで、ただただ驚いているだけ。亡くなる直前まで普通にご飯食べてはったんで。残念としか言いようがないです。僕の方が早いと思っていたんです」と肩を落とした。

最後に会ったのは昨年9月21日のざこばさんの誕生日。「しんどかったんでしょうね。呼吸が。ぜんそくは若いときから持ってはったんです。たばこももっとはよやめなアカンかった。肺がかなり傷んでいたみたいですね」といい、以降は会うとしゃべらなければいけなくなるため、控えていた。亡きがらとは12日に対面し、「普通に寝てはるみたいでした」と明かした。

改めてざこばさんの人柄を聞くと、「私は年も近いので、師匠ですけど師匠は同志みたいな感じで見てもらいましたね。一本気で優しくて、噓がつけなくて。嘘ついたらものすごい怒る。あと、起こりそうでしょ。だけど少々のことでは怒らない。師匠の下に入られてよかったですね。本当に。ほかの弟子もそう思ってると思います」と感謝。

最後は「桂ざこばという名前は、もう永久欠番でいいんじゃないですか? 誰かそういう人が出てくれば、またそれはそれでいい」と師匠への思いをはせた。