河川敷に現れたクマを観光客が撮影 「下流での目撃はことし初」米沢市中心部でクマの目撃相次ぐ【山形発】

AI要約

5月29日午前、山形・米沢市中心部でクマの目撃が相次いだ。同じ個体と見られるクマは河川敷沿いに北上し、午後3時過ぎに行方が分からなくなり、警察が周辺を巡回するなど警戒を続けている。

29日は米沢市中心部で同じ個体とみられるクマの目撃が相次いだ。最初は午前8時40分ごろ、米沢市通町にある県立米沢栄養大学から西に約40メートルの河川敷で、体長1メートルほどのクマ1頭が目撃された。

そして午後3時過ぎ、福島県から来た観光客が偶然クマの姿を撮影した。クマが現れた場所は米沢一中から北に約200メートルにある橋の下だった。

河川敷に現れたクマを観光客が撮影 「下流での目撃はことし初」米沢市中心部でクマの目撃相次ぐ【山形発】

5月29日午前、山形・米沢市中心部でクマの目撃が相次いだ。同じ個体と見られるクマは河川敷沿いに北上し、午後3時過ぎに行方が分からなくなり、警察が周辺を巡回するなど警戒を続けている。

29日は米沢市中心部で同じ個体とみられるクマの目撃が相次いだ。最初は午前8時40分ごろ、米沢市通町にある県立米沢栄養大学から西に約40メートルの河川敷で、体長1メートルほどのクマ1頭が目撃された。

その後、同じ個体とみられるクマは河川敷沿いに北上し、午前11時半ごろ、JR米沢駅から西に約1kmの「相生橋」付近に出没。さらに15分後には米沢一中の目の前の河川敷で目撃された。

警察と米沢市は、午前11時過ぎから約20人態勢でクマの監視にあたったが、正午過ぎにクマが米沢一中の前の河川敷の藪の中に入った後、一時行方がわからなくなった。このため米沢市は、現場から近い米沢一中や周辺の小学校で一斉下校の措置をとった。

そして午後3時過ぎ、福島県から来た観光客が偶然クマの姿を撮影した。クマが現れた場所は米沢一中から北に約200メートルにある橋の下だった。

クマを撮影した人:

怖い。こんな街で。山でもないのにクマいるんだとびっくりしました

市によると、警察や市職員がこのクマの監視を引き続き続けているという。

米沢市環境課・安達怜央さん:

最近は上流での目撃情報はあったが、この下流での目撃は今回がことし初めて

これまでに人や物への被害は報告されていない。市では午後7時ごろの日没で一旦追跡を中断し、30日朝から周辺をパトロールして警戒に当たる予定。

(さくらんぼテレビ)