【叡王戦】藤井聡太叡王かど番しのぐか 伊藤匠七段が初戴冠か 第4局は角換わりで進行

AI要約

藤井聡太叡王が伊藤匠七段に追い込まれた叡王戦第9期第4局が開催された。

両者の戦いが柏市で行われ、伊藤は初タイトル獲得を目指し、藤井は望みをつなぐために戦った。

叡王戦は第4局で、各4時間の持ち時間とおやつの提供がある。

【叡王戦】藤井聡太叡王かど番しのぐか 伊藤匠七段が初戴冠か 第4局は角換わりで進行

 藤井聡太叡王(名人・竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖=21)が同学年の伊藤匠七段(21)に1勝2敗とかど番に追い込まれた、将棋の第9期叡王戦5番勝負第4局が31日午前9時から千葉県柏市「柏の葉カンファレンスセンター」で始まった。先手後手は事前に決まっており、先手は初タイトル獲得を目指す伊藤、後手は最終局(6月20日、甲府市「常磐ホテル」)に望みをつなぎたい藤井。

 地元柏市で経営する将棋センターで師範を務める石田和雄九段(77)が対局開始を告げると、伊藤は気息を整えて先手2六歩、藤井はいつものようにお茶を口にふくむ「初手お茶」の後、やはり後手8四歩とお互いに飛車先の歩を突いた。その後、角換わりへと進行した。

 叡王戦は日本将棋連盟と不二家の主催、ひふみの特別協賛、中部電力、豊田自動織機、豊田通商、AMD、アパリゾート佳水郷の協賛、三井不動産が第4局協賛。

 持ち時間は各4時間。正午からは1時間の昼食休憩がある。午前10時と午後3時には主催の藤井屋のおやつが提供される。