メキシコ初の女性大統領誕生へ 各候補が“最後の訴え”

AI要約

メキシコで初の女性大統領が誕生する大統領選挙が進行中。

メキシコ経済は米中対立の影響で好調な成長を遂げており、対米外交が注目される。

バイデン大統領やトランプ前大統領の発言が予測要因となる可能性がある。

メキシコ初の女性大統領誕生へ 各候補が“最後の訴え”

 米中対立で経済的な存在感が増すメキシコで、大統領選に向けて各候補が最後の訴えで選挙戦を締めくくり、まもなく初の女性大統領が誕生します。

「我々は世界第12位の経済大国で、米国の主要貿易相手国だ。経済成長はあらゆる予測を上回っている」(シェインバウム候補)

 メキシコでは6月2日に大統領選挙が行われ、与党のクラウディア・シェインバウム候補(61)が、野党連合の女性候補をリードしています。

 米中対立を受け、アメリカ向けに中国からの工場移転が相次ぎ、メキシコ経済は好調です。一方で、バイデン大統領はメキシコを通じてアメリカに迂回してくる中国製品が多いことを指摘、トランプ前大統領は関税引き上げを示唆しています。

 メキシコ初の女性大統領には、対米外交の重視がこれまで以上に求められそうです。(ANNニュース)