硫化水素吸い、4人搬送 中学理科実験中 長野

AI要約

30日午前9時40分ごろ、岡谷市の中学校で生徒が硫化水素を吸入し、喉の痛みを訴えて病院に搬送された。

2年生の男女4人が実験中に被害を受けたが、意識はあり会話もできる状態という。

事故の詳細や原因についてはさらなる調査が必要となる。

 30日午前9時40分ごろ、長野県岡谷市の市立岡谷南部中学校から「授業中に生徒が硫化水素を吸入し、せき込んだ」と119番があった。

 県警によると、2年生の男女計4人が喉の痛みなどを訴え、病院へ救急搬送された。いずれも意識があり、会話もできる状態という。

 生徒らは、理科の授業中に硫化水素を発生させる実験をしており、4人は同じグループで作業していた。