体罰で児童にけが、教諭を停職…酎ハイ万引きは懲戒免

AI要約

大阪府教育委員会は体罰により児童にけがを負わせた男性教諭に懲戒処分を下した。

教諭は児童と口論した男児を暴力行為で傷つけ、全治2週間のけがを負わせた。

別の事件では、府立八尾高の教諭が万引きをして免職処分を受けた。

大阪府教育委員会は28日、体罰により児童に頭部打撲など全治2週間のけがを負わせたとして、泉大津市立小の男性教諭(55)を停職1か月の懲戒処分にした。

発表によると、教諭は昨年10月、担任する4年のクラスで、他の児童ともめていた男児の襟などをつかんで投げ飛ばし、転倒させた。さらに胸元をつかんで立ち上がらせ、頬に平手打ちを加え、額をたたいた。

 また、府教委は同日、缶酎ハイなどを万引きした府立八尾高の教諭(41)を懲戒免職処分とした。

 発表によると、同教諭は病気休職中の昨年12月、和歌山県内のコンビニ店で缶酎ハイと缶ビール各1本を盗んだ。その後、別の店舗でも缶酎ハイ1本を盗み、警察官に現行犯逮捕された。窃盗罪で略式起訴された後、和歌山簡易裁判所から罰金40万円の略式命令を受け、即日納付した。