「下級の下級のくず以下」「給料泥棒」夜な夜な部下が上司に約100回… 誹謗中傷などLINEメッセージ 奈良県職員を懲戒処分「上司への不満もあった」
奈良県の土木事務所に勤務していた職員が上司に対して誹謗中傷や脅迫する内容などのメッセージを100回にわたり送っていたことから、懲戒処分を受けました。
職員は100回以上にわたり上司に対して脅迫的なメッセージや誹謗中傷を送信しており、懲戒処分を受けることとなりました。
懲戒処分の理由として、職員の行動が重大であると判断され、減給2か月の処分が下されました。
奈良県は土木事務所に勤務していた職員が上司に対して誹謗中傷や脅迫する内容などのメッセージを100回にわたり送っていたとして、職員を懲戒処分しました。
減給2か月の懲戒処分を受けたのは、中和土木事務所に勤める49歳の男性職員です。
県によりますと、男性職員は去年5月中旬~10月にかけて、当時の上司に対して
「とある筋に連絡を入れる」「粛清させていただく」「所長との面談時に左遷を進言する」など上司を脅迫するような内容のメッセージのほか、「見た目通りのポンコツ」、「私よりはるかに下級の下級のくず以下」、「給料泥棒」、「ご自分の身の程を認識してください」など、上司を誹謗中傷するLINEやショートメッセージを夜に約100回にわたり送信していたということです。
去年夏に上司から相談があり、県が調査をしていました。
聞き取りに対して、職員は「仕事の悩みやプライベートのストレスがあった。さらに上司への不満もあった」などと話しているということです。
県は28日付で職員を減給2か月の懲戒処分にしました。