ネット広告で投票呼びかけた疑い 維新の江東区議を書類送検

AI要約

昨年4月の東京都江東区議選中に、日本維新の会所属の千田昌寛区議が公選法違反の疑いで書類送検されたことが分かった。

千田区議はSNSで投票を呼びかける有料広告を掲載し、違法性を認識していなかったため、自ら警視庁に申し出た。

広告は短期間流れたが、周囲の指摘で取りやめられた。

 昨年4月の東京都江東区議選中に交流サイト(SNS)で投票を呼びかける有料広告を掲載したとして、警視庁が公選法違反の疑いで、日本維新の会所属の千田昌寛区議(43)を書類送検していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。書類送検は3月。日本維新の会の地方組織「東京維新の会」によると、千田区議は違法性を認識していなかったといい、自ら警視庁に申し出た。

 千田区議は昨年の区議選で初当選した。広告は約70秒間本人が投票を呼びかける内容で、告示日の昨年4月16日からフェイスブック上で流したが、周囲の指摘で翌日に取りやめた。