維新所属だった市議 210万円を横領した罪などで起訴 維新会派内でのチェック機能が不十分

AI要約

兵庫県尼崎市の市議が政務活動費を着服した問題で検証結果が公表された。

光本圭佑市議が210万円を着服し、会派内のチェック機能の不備が指摘された。

市は改定案を示し、政務活動費の運用マニュアルを8月から変更する方針。

維新所属だった市議 210万円を横領した罪などで起訴 維新会派内でのチェック機能が不十分

兵庫県尼崎市の市議が政務活動費を着服したなどの問題で、市の特別委員会が検証結果を公表しました。

尼崎市の光本圭佑市議(44)は、2019年から2021年にかけて、所属していた会派「日本維新の会」の市議団に支給された政務活動費およそ210万円を着服した業務上横領の罪などで起訴されています。

28日、市の特別委員会は検証結果を公表し、不正が起きた背景として、会派内でのチェック機能が不十分だったなどと指摘しました。

【特別委員会委員長 前迫直美議員】「(今後は)チェック機能をしっかりと果たしていく。(不正が)二度と起こらないような制度の仕組みにしていきたい」

市は今後の対策として、会派で月1回以上、支出や通帳をチェックするほか、金額や使い道についても毎月の報告を義務づけるなど政務活動費の運用マニュアルの改定案を示しました。

改定案は8月から運用される方針です。