講談社、ワニブックスを完全子会社化 麒麟・田村「ホームレス中学生」や柳原直之記者の「大谷」書籍など

AI要約

講談社がワニブックスの株式を取得し、完全子会社化したことを発表。

ワニブックスは芸能関連の出版物を中心に取り扱っており、ベストセラーやヒット作を生み出している。

講談社は市場活性化や出版流通の課題に対応するため、今後協力していくとコメント。

 講談社は24日、株式会社ワニブックスとの株式譲渡契約について、基本合意に達したと発表。ワニブックスの全株式を取得し、完全子会社化したことを報告した。

 ワニブックスは、1979年11月創業。225万部の大ベストセラーとなったお笑いコンビ「麒麟」田村裕の「ホームレス中学生」など、芸能関連の出版物を多く取り扱う。

 また、スポニチMLB担当・柳原直之記者による「大谷翔平を追いかけて-番記者10年魂のノート-」などの新書や単行本の分野でもヒット作を生み出している。

 同社は、「今回の決定により、市場の活性化に大いに寄与するとともに、出版流通の諸課題への対応にも協同して取り組んでまいります」とした。