三浦瑠麗氏 小沢一郎氏の政治資金巡る意見に“同調”「企業献金は上限規制、政治資金は使途の問題だと」

AI要約

国際政治学者の三浦瑠麗氏が、政治資金規制法改正に関連して立憲民主党の取り組みや小沢一郎氏の主張に言及。

小沢氏の主張を支持し、政治資金のオープン化の必要性を指摘。

特殊な利益を持つ人たちが有利になる現状や、企業献金や政治資金の問題点について述べられた。

三浦瑠麗氏 小沢一郎氏の政治資金巡る意見に“同調”「企業献金は上限規制、政治資金は使途の問題だと」

 国際政治学者の三浦瑠麗氏(43)が24日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、衆院で審議が始まった政治資金規正法改正について言及した。

 立憲民主党は、国民民主党との共同案で、政策活動費を禁止し、政党から政治家個人への寄付や精算不要な渡し切りの経費支出を禁じた。また、政治資金パーティー開催禁止法案も単独提出した。

 立民の小沢一郎衆議院議員は21日、同党が掲げる政治資金パーティーや企業・団体献金の禁止に反対するとしたうえで、政治資金の公開を徹底すべきだという認識を示し「規制強化ばかりでは自縄自縛になり、どうしようもなくなる。政治資金パーティーもダメ、企業・団体献金もダメと何でもダメにすると、お金については潜りに潜って裏の話になってしまう」と指摘。そのうえで「政治にカネがかかることは変わらず、このままでは大金持ちでなければ政治ができなくなる。解決策は政治資金を全部オープンにするしかない」と述べた。

 三浦氏は「立民 小沢氏 政治資金パーティーや企業・団体献金の禁止に反対」と題された記事を引用し、「小沢一郎さんの主張はもっともだと思うんだよなあ。お金持ち、二世三世、宗教団体などの支援、そうした特殊な利点を持つ人が有利になってしまう。企業献金は上限規制、政治資金は使途の問題だと思う」とし、続けて「日本のいまの税制だと、個人でパーティー券購入や寄付をするというのは、一部の組織政党を除いてはなかなか実現しないはず。日本社会の大半が無党派層である以上、特定の少数の団体の力だけ強まってしまうことに。それはちょっと」とつづった。