4800万円詐欺容疑で3人逮捕 暗号資産で資金洗浄か 愛知県警

AI要約

愛知県で携帯電話のハッキング被害による補償を装い、保険加入を持ち掛けて約4800万円を騙し取ったとして三人が逮捕された。

被害金の一部が暗号資産に変えられていたことが発覚し、マネーロンダリングの疑いも浮上している。

逮捕容疑は84歳女性に対し109回にわたり詐欺を行い、携帯電話ハッキング被害の補償を名目として大金をだまし取ったとされている。

 携帯電話のハッキング被害による補償と称して保険加入を持ち掛け、約4800万円をだまし取ったとして、愛知県警は22日までに、詐欺容疑で、リサイクル会社役員三浦翔太(32)=住所不定、無職横井広希(31)=名古屋市中村区=両容疑者ら3人を逮捕した。

 県警は3人の認否を明らかにしていない。

 県警によると、被害金の送り先を調べたところ、横井容疑者の複数の口座に33億円が入金され、暗号資産に変えられていたことが分かったという。県警は、詐欺の被害金を暗号資産にするマネーロンダリング(資金洗浄)がされていたとみて調べている。

 逮捕容疑は2022年3~5月、名古屋市に住む女性(84)に「携帯電話がハッキングされている」とうその電話をかけ、ハッキング被害の補償と称して保険の加入を勧め、109回にわたり計4780万円をだまし取った疑い。