検察側が論告求刑 袴田さん再審、午後結審へ 静岡地裁

AI要約

静岡県で1966年に起きたみそ製造会社の専務一家4人殺害事件に関連する袴田巌さん(88)の再審第15回公判が行われた。

検察は袴田さんが犯人であるとして有罪を主張し、弁護側は全面無罪を主張して最終弁論を行った。

約7カ月にわたる再審公判が結審し、姉のひで子さん(91)による最終意見陳述も行われた。

 静岡県で1966年、みそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審第15回公判が22日、静岡地裁(国井恒志裁判長)であった。

 検察が論告求刑を行い、改めて袴田さんが犯人だとして有罪を主張する。

 午後には弁護側が最終弁論で全面無罪を主張。姉のひで子さん(91)による最終意見陳述などを経て、約7カ月にわたった再審公判が結審する。