女児2人殺害”飯塚事件” 2度目の再審可否を6月5日判断 福岡地裁

AI要約

福岡県飯塚市で32年前に起きた小学生の女の子2人殺害事件、通称「飯塚事件」に関する再審請求の審理が進行中。

2006年に確定死刑された久間元死刑囚に関連した再審請求が2度目で、再審開始の可否が6月5日に福岡地裁で決定される見通し。

再審請求では、事件当日の目撃証言が警察に誘導された可能性などの新たな証言が登場し、裁判所の決定が注目されている。

32年前、福岡県飯塚市で小学生の女の子2人が殺害された、いわゆる「飯塚事件」をめぐる2度目の再審請求で、福岡地裁が6月5日に再審を認めるかどうかの判断を示すことがわかりました。

1992年2月、福岡県飯塚市で小学生の女の子2人が連れ去られ、殺害されたいわゆる飯塚事件では、2006年に久間三千年元死刑囚の死刑が確定し、2008年に執行されました。

久間元死刑囚の妻は、2度目となる再審、「裁判のやり直し」を求めていて、審理が続けられていました。

久間元死刑囚の弁護団によりますと、福岡地裁は再審を認めるかどうかの判断を6月5日に示すことになったということです。

2度目の再審請求では、事件当日の朝、被害者2人を最後に目撃したとされる女性が「当時の証言は警察に誘導された」と証言を覆していて、裁判所の判断が注目されます。