“海に転落”の男性を救助 救命胴衣着けず…5時間立ち泳ぎで助け待つ 青森

AI要約

青森県三沢市沖の太平洋で貨物船から転落した男性が助けられる。

男性は5時間立ち泳ぎで助けを待ち、無事に救助される。

男性は救命胴衣をつけずに漂流し、奇跡的に発見される。

“海に転落”の男性を救助 救命胴衣着けず…5時間立ち泳ぎで助け待つ 青森

貨物船から転落したとみられる男性が青森県三沢市沖の太平洋で無事救助されました。およそ5時間立ち泳ぎで助けを待っていたということです。

救助されたのは貨物船「第十八住若丸」の乗組員で福島県郡山市在住の38歳の男性です。20日午前0時まえ、乗組員が船内にいないという通報を受け巡視船などが捜索したところ、午前4時半ごろに鮫角灯台から20キロほどの沖合で漂流している男性を見つけ、救助しました。男性の命に別条はありません。

八戸海上保安部によりますと、男性は救命胴衣をつけておらず、救助されるまでのおよそ5時間立ち泳ぎをして助けを待っていたということです。

捜索中の海はまだ暗かったものの、聞こえる声を頼りにサーチライトなどで捜索したということで、救助された際、「ありがとうございます、奇跡です」と話していたということです。

当時の風は3メートル、海水温は20℃ほどだったということで、八戸海上保安部が転落原因などを詳しく調べています。