【動画解説】東北・北陸 連休にかけて大雨警戒 西・東日本の太平洋側でも警報級の大雨か

AI要約

3連休は、秋雨前線の影響で大雨が予想される。特に東北や北陸で土砂災害に厳重な警戒が必要。西・東日本太平洋側でも大雨の可能性あり。

低気圧が台風14号から変わる見込みで、暖かく湿った空気をもたらす。大雨や局地的な豪雨に注意が必要。

東北や北陸では断続的な雨が続き、大雨のおそれがある。他の地域も大雨の可能性があり、23日まで警戒が必要。

【動画解説】東北・北陸 連休にかけて大雨警戒 西・東日本の太平洋側でも警報級の大雨か

 この3連休は、活発な秋雨前線の影響で、東北や北陸を中心に大雨となるでしょう。すでに大雨となっている所では、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。また、西・東日本の太平洋側でも警報級の大雨となる所がありそうです。

 3連休は、秋雨前線の活動が活発になるでしょう。その原因は、日本海上を進む低気圧。実は、台風14号から変わる見込みの低気圧なのです。

 台風14号は勢力を落としながら東よりに進み、22日(日)までには温帯低気圧に変わるでしょう。しかし、大雨をもたらす暖かく湿った空気の塊であることには変わりありません。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に大雨となる所がありそうです。

 前線に近い東北や北陸では、21日(土)にかけても断続的に雨が降るでしょう。日本海側を中心に活発な雨雲のかかる所もありそうです。22日(日)も、東北を中心に大雨となる見込みです。また、前線の南側にあたる西・東日本の太平洋側でも、警報級の大雨となる可能性があります。23日(月)になると、雨は次第に止んでいくでしょう。

 23日(月)までの3日間に降る雨の量は、東北や能登半島、四国や紀伊半島などで特に多くなる見込みです。特に東北や北陸では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や増水している河川があります。引き続き、土砂災害や河川の増水・氾濫などに厳重に警戒してください。

(気象予報士・石上沙織)