小泉進次郎氏、秋葉原街頭演説で「冗談じゃねぇ!」選択的夫婦別姓に言及しヤジ飛ぶも動じず完遂

AI要約

小泉進次郎元環境相が自民党総裁選の街頭演説を行い、選挙戦に臨んだ様子が描かれています。

演説では、事件や政策について触れる中で観客からのヤジにも対応し、自身の信念を貫いた様子が伝えられています。

最後には、愛国心を持ち、新しい自民党を築くために戦う決意を示し、次の時代に対応する政治を目指す姿勢が語られています。

 過去最多9人が出馬した自民党総裁選(27日投開票)の街頭演説が19日、東京・JR秋葉原駅の電気街口で行われた。

 小泉進次郎元環境相(43)はノーネクタイで、長袖ワイシャツを腕まくりして8番目に登場。拍手の中、「秋葉原の皆さん、こんばんは! 小泉進次郎です。私で8人目となりますので、長時間立ってお聞きの皆さま、本当にありがとうございます」とあいさつした。

 冒頭、中国・広東省深■(■は土ヘンに川)市の日本人学校に通う男子児童(10)が男に刺されて死亡した事件に触れた。そして、中段では選択的夫婦別姓の導入を訴えると、多数詰めかけた観客の一部から「冗談じゃねぇよ!」とヤジが飛んだ。それでも動じず、持論を展開し乗り切った。

 最後に「今回、私自身が出るくいかもしれませんが、出るくいを打つんではなく、出るくいを伸ばす、そんな日本をつくるために、私はこの総裁選、最後まで愛国心を持って、新しい自民党をつくるために戦って参ります」と宣言。さらに「私が総裁になった暁には、圧倒的なスピードで次の時代に間に合う自民党を、政治をつくっていきます」と豪快に締めくくった。

 加藤勝信元官房長官(68)を皮切りに、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、茂木敏充幹事長(68)、高市早苗経済安保相(63)、小林鷹之前経済安保相(49)、林芳正官房長官(63)、小泉進次郎氏、上川陽子外相(71)の順で約10分の間、熱弁を振るった。