大村秀章知事が激怒 河村たかし市長、歌手デビュー
名古屋市の河村たかし市長が自ら歌手デビューイベントを開催し、名古屋のPRを目的と主張。しかし、この行動に大村秀章県知事が怒りを示し、障害者への差別発言を受けている河村市長に対し批判を行っている。
名古屋市では障害者への差別問題が検証委員会で取り上げられており、その最中に河村市長の歌手デビューイベントが行われたことが問題視されている。
大村秀章知事は河村市長に対し、人権感覚の薄さを指摘し、辞職を勧告するなど厳しい姿勢を示しているが、河村市長は批判に対して辞任するつもりはないと述べている。
自ら歌詞を手がけたという曲で、16日に歌手デビューイベントを開いた愛知県名古屋市の河村たかし市長。「名古屋のPRが目的」だと主張しています。
これに怒ったのが、大村秀章県知事です。
愛知県 大村秀章知事
「むしろ自虐ですから、名古屋をおとめていますよね。論外だと思いますね」
というのも名古屋市では、河村市長が出席した会合で出た障害者への差別発言について、検証委員会が行われている最中だったのです。
大村知事
「(報告書では)河村市長や市幹部らの人権感覚の薄さが問題の背景にあったとはっきり指摘されている。歌詞の『何をやってもしかられる』って、そんなに嫌なら(市長を)お辞めになったらいかがですか?」
猛烈な批判に、河村市長は…。
河村市長
「こんなことでは辞めんですよ。何を言っとるんですか」
(「グッド!モーニング」2024年9月19日放送分より)